2011年3月6日日曜日

80歳 現役!

私は、新聞の投書欄が好きです。
画一的な新聞報道から目が覚めて、様々な考え方・視点の多様性が刺激になる。
(もっとも、その投書の選考も新聞社の世論誘導もあるだろうが、、、)

こんな投書があった。
『不平等な「OB税理士」廃止』
税務署長を歴任すると、タダで税理士免許がもらえる。
これは公平な国家試験制度に照らしてもおかしいし、当然に、
同じ釜の飯を食った仲間として、当然税務調査に手心があるだろうと疑念が生まれる。
そのような、主張だったと思う。
事業仕分けの昨今、今だに、そういう慣例があったのか!と私は驚いた。

本題は 実は、その投稿者についての話です。
上の主張はこんな書き出しで始まるのです。

   80歳である。
   朝、目を覚ますと、ああ今日も生かされてもらっている。
   と感謝の念でいっぱいである。
   税理士廃業を思いながらも、
   関与先の要望 と 仕事をもっていることの心の張りで
   思いとどまっている。

素晴らしい職業人生だと思う。
①もう引退したいといっても、お客からもっと続けて欲しいというラブコール
②その仕事にプライドを持ち、プロとして研鑽を続け現役を続ける心の張り

会社「員」ではなく、職業「人」の生き方。
うらやましいと思います。

鍼灸・マッサージ師はそれを可能にする、素晴らしい職業です。



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