2014年3月28日金曜日

人生は何回か


ひと月前の大雪は 遠い記憶の彼方に
もう 桜の季節となりました。

 どんなに異常気象があっても
間違いなく季節は巡り、春は来ます。
歳は重ねます

 高齢者と話をすると
「あと何回、桜をみられるかなあ」
と 感慨深くつぶやくのをよく耳にします。

桜の持つ 力 魅力 人生と重ねる節目 を感じます。
もちろん私自身も たくさん見れることを願っていますが
何回見れるでしょうか。
 

 
文藝春秋 養老孟司(解剖学者)さんのエッセイ

「人生は何回か」
 

人生は一回きりだ。

それは当たり前だが、喜寿になって思う。

自分は人生を何回生きてきたんだろうか。

若い時は現在の自分なんて、まったく想定外だった。

 

とあって、
想定外に、いろいろ変わった自分を紹介している

 

逆に私はずいぶん変わったのに名前だけは同じである。

体を構成している分子は 七年で完全に入れ替わるという。

それなら私は十一回、分子が完全に入れ替わっている。

部品が全部入れ替わっているんだから、

そりゃ別人じゃないのか。

今の私は 十二人目である。

 

さて、皆さんは 何人目のあなたですか?

 

4月1日は、てあての入社式です。

新たな自分と出会いましょう。

新たな未来をつくりましょう。