2011年3月4日金曜日

たまちゃん

先日、座間院の施術者から 
患者様から戴きました。
と、うれしそうにそしてちょっぴり誇らしげに、
このかわいらしい本「詩集」を手渡された。


『たまちゃん そしてみんなに ありがとう』  おおやみつこ
  「 83歳になる母は
   4年前脳梗塞で倒れた
   半年間の入院生活の後
   私と暮らしている 」
娘の大矢美津子さんが、寝たきり 認知症の実母を ご主人の理解もあって
自宅で在宅介護をしている日々の暮らしを綴った詩集です。


たまちゃんって?
  「 私は母を「お母さん」と呼んでいない
   小さい頃の愛称「たまちゃん」と呼んでいる
   ・・・親しみやすく可愛い 」
そう、たまちゃんとはお母さんの愛称だったのです。
たまちゃん(母親)と 在宅介護にかかわるみんなと よっちゃん(ご主人)への
感謝の気持ちを伝えたいとの思いで自費出版された。とのことです。
私たちにとっても、この上ない最高のプレゼントです。
ありがとうございました。


この詩集は、同じ体験
在宅介護を現在なさっている方、また経験した方なら
そうそう そうだよね。、、と共感するところがたくさんあると思います。
私たちもとても勉強になりました。
今春の新人研修の教材に是非使おうと思っています。


たまちゃん(母) みっちゃん(娘・作者) よっちゃん(娘のご主人)
の愛称の可愛さから 家族の深い愛情もわかるし
何より みっちゃんの明るさと元気とユーモアのセンスが素晴らしい。


みっちゃんの元気な姿・明るさが 逆に心を揺り動かし、
涙線の弱い私は、必死にこらえながら ページを繰った。


、、しかし、次の言葉で ついに涙線のダムが決壊した!


    たまちゃんと一緒にいられて
    よかった!
    たまちゃんの娘で
    よかった! 



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