2010年12月18日土曜日

人は、老いる。

人は老いる
私も老いる
皆さんだって、必ず老いる。
間違いなく、、、老いる。

現行の保険制度の不備があっても、たとえ文句はあっても、
未来を信じよう。
私は、連日、在宅マッサージ志願者を前にすると、
決してあきらめず、明るい未来を信じている。

日本の保険制度の不幸は、急速な勢いで進む高齢化にある。
北欧のように100年単位でゆっくり進んできた高齢社会ではなく
日本のそれは、世界で類を見ないスピードで高齢社会は進んでいる。
そんな事は、前々から解りきったことではないか?
確かにそうだ。
しかし、高度成長経済の酒盛りの余韻が、後手に回ったツケが、今、来ているのだ。

数ヶ月前に飛行機に乗った時、機内放送が流れた。
「急病人が出ました。お医者さんがいましたら、協力してください!」
なんと、私の隣の隣の青年が立ち上がって、
スチワーデスに引率されて向かって行った。
服装があまりに今風のあんちゃん?(笑)なので、
えっ! あいつが医者なのかと内心驚いた。
しばらく時間が過ぎて、その青年が帰ってきた。
すると隣の女性が「お医者さんなのですか?」と青年に尋ねた。
私は、聞き耳を立てて話を聞いた。
「はい。新米の眼科医なんですが、何かのお役に立てればと思って、、、
他にベテランの医師がふたり来てくれていて、助かりました。
内心ドキドキだったのですが」と、照れくさそうに笑った。
素敵な医師だ。君はきっと素敵な医師になれる! うれしかった。

私は、創業当初、施術者が集まらなく、足りなくて、必死で施術者を探した。
開業している治療院に飛び込んでは、なんとか近所の患者の訪問を依頼したが、
一人も確保できず、幾たびか悔しい思いをした。

時代のニーズ 社会の期待に応えるのも、国家資格者の務めでもあると思う。

お蔭さまで、
弊社にも、年々意欲ある素敵な施術者が集まるようになった。
捨てたものではない。
私の老後には、、、、きっと間に合う。


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