2013年1月9日水曜日

三日坊主を10回続けると

『一年の計は元旦にあり』 といいます。
今年こそはと、目標や戒めを心に誓った方も多いと思います。

しかし
『三日坊主』 ということばもあります。

正月を過ぎて、今頃の時期になると、
三日坊主の自己嫌悪に陥っている人も多いのではないでしょうか。
実は、例年、私もその一人。

しかし、
三日坊主も10回やれば、一か月続いた事になる。
と、ポジティブに考えて、
さぁー! もう一度、思いを新たにしましょう。

と、決意をした次第。何回目かな?





2013年1月8日火曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年もいい一年になるように、
今年こそいい一年になるように、
もう過去はあまり振り返らずに、
あまり心配ばかりせずに、
どんなかたちであったとしても、
人が何と言おうとも、
人と比べることなどしないで、
自分のあたまで考えた
自分で「これでいいんだ」と思える人生を、
今年も描いていきましょう。

 

2012年12月28日金曜日

選択するのはあなたです

一生とは言わない、たとえ数年でも、
損得抜きで夢中になれる 仕事 に巡り会えることは、
同様に、
異性と巡り会えることと同じくらい幸せなことである。
選択するのは、あなたです。

本年も、幸せな出会いがたくさんありました。
来年もまた、期待に胸をふくらませてワクワクしながら、
あなたとの出会いを楽しみにしています。




本年も多くの皆様方に支えられお世話になりました。
ありがとうございました。
来年も一層のご支援をよろしくお願いいたします。




2012年12月27日木曜日

貴い仕事とは


 
 
職業には、貴賤(きせん)はない。

しかし、働き方によって、仕事は、賤しくもなる。

てあては、創業以来、この仕事が、貴い仕事であると信じて、
マッサージ師 および スタッフ一同が 渾身の愛情を持って、
貴い仕事に昇華すべく、一歩一歩、立ち向かってきたつもりだ。

てあて とは、か弱い高齢者への 「てあて」 だけでない。

理想に燃える施術者への 「てあて」 でもあるし、
一緒に働くスタッフへの 「てあて」 でもある。
 
そして、高度化した医療・社会の 「てあて」 でもあるのだ。
 

小さなチカラが集まれば、大きなチカラになるのではないか! 
そのチカラで、未来を創る事ができる。
私たちは、 
私たちの過去は変えることはできない。しかし、未来は変えることができる。

ケネディは言った。

『アメリカ市民のみなさん、
  アメリカの国が、あなたに何をしてくれるかではなく、
 あなた方自身が、アメリカに何ができるかを考えてください。
  世界中のみなさん、
    アメリカが、貴方の国に何をしてくれるかではなく、
    私たちが協力して、人類の自由のために何ができるかを考えましょう。』


私たちは無力ではない、今はまだ、微力なだけだ。



2012年12月26日水曜日

一人ひとりに応じた不公平な対応を目指す


 

 僕が小学校2年のとき、担任の奈良先生がいきなり言った。 
「僕はえこひいきをする」。 そして僕を指さし、
「もし鈴木が授業中に大きな声を出したら、僕は怒る」と言った。
 
まあ当然でしょう。クラス全員が笑っていた。
次に、 「もし早川が大きな声を出したら、僕はほめる」。
早川さんはクラスで一番おとなしい女の子。
全員静かになった。
 
「みんなそれぞれ違うんだ。人によって怒られたりほめたりする。  
だから僕は、えこひいきをする先生なんだ」。 
意外にも、クラス全員が納得した。
~ 東京新聞 『パパイヤ鈴木さんの子育て日記』より ~



 素晴らしい先生ですね。
子どもは一人ひとり違うから、その子どもに応じた対応をする、
 
しかも、それを子どもたちに宣言して、納得もさせている。
 こういう一人ひとりに応じた対応、いわゆる えこひいき
これは、組織にとって、とても大切なことだと思う。

えこひいきこそ、私の目指す組織だ。
「人は金のみにて働くにあらず」  「いい仕事をしたいという願望」
を達成させるのが、会社の使命である。
したがって、
私のえこひいきは、社内みんなの評価と一致するはずだ
仲間意識があり、皆から信頼され、
自分の成長こそ会社の成長であり、
会社の成長が自分に幸せをもたらすと考える社員は、
私の評価は高い。

会社の未来と社員の幸せのためにおおいに議論をしよう。
 
 
 

2012年11月20日火曜日

「勤労感謝の日」 とは


「勤労感謝の日」とは、だれが、だれの勤労を どう感謝するのだろうか? 

実りの秋、収穫の秋といっても、第一次産業者が、数パーセントになっている現在、
人間の人間らしい労働が、われわれの視界から消えてしまってからすでに久しい。
 
多くの子供たちにとって、働く親の姿は、すっかり見えにくくなってしまった。
親たちは、通勤する人(勤め人)というイメージのみが強いと思う。 
親たちは、子供たちに一定の生活水準を 贈りはしたが、
働くことの誇り労働の中に燃焼する生の充実 といったものを与えることには、
成功しているとは思えない。 
 
勤労感謝とは、月給袋への感謝だけではないはずだ。
 
 国民の大多数が 勤め人化して、
 労働がますます細分化され、分業化している社会にあって、
 医療の従事者は、
 自らの仕事の出来栄えに対する強い関心、
 労働の手応え、労働の輝き、
 そして
 労働の自立性を堅持できる、数少ない職業である。

2011年5月8日日曜日

涙をぬぐって働こう

NHKのテレビを見ていたら、
女優の宮本信子さんが、この詩を 今この時だから 取り上げたいと 話しました。 
とても素晴らしい詩の朗読に、感動しました。

朗読を聞いて、本当に、今この時、書いたものではないかと思いました。
しかし実は、この詩は、三好達治が、戦争が終わった次の年の正月に作った詩です。

敗戦の焼け野原の街で立ちすくむ人たち、心くじけた人たちに、
新しい季節への希望をよびかけた詩です。
呆然自失している人たちへ、呼びかけています。

 今この時だから こそ みんなに呼びかけたい気がします。


     涙をぬぐって働こう              
                                                                               三好達治

  みんなで希望をとりもどして涙をぬぐって働こう
  忘れがたい悲しみは忘れがたいままにしておこう
  苦しい心は苦しいままに
  けれどもその心を今日は一たび寛ごう
  みんなで元気をとりもどして涙をぬぐって働こう

  最も悪い運命の台風の眼はすぎ去った
  最も悪い熱病の時はすぎ去った
  すべての悪い時は今日はもう彼方に去った
  楽しい春の日はなお地平に遠く
  冬の日は暗い谷間をうなだれて歩みつづける
  今日はまだわれらの暦は快適の季節に遠く
  小鳥の歌は氷のかげに沈黙し
  田野も霜にうら枯れて
  空にはさびしい風の声が叫んでいる

  けれどもすでに
  すべての悪い時は今日はもう彼方に去った
  かたい小さな草花のつぼみは
  地面の底のくら闇からしずかに生まれ出ようとする
  かたくとざされた死と沈黙の氷の底から
  希望は一心に働く者の呼び声にこたえて
  それは新しい帆布をかかげて
  明日の水平線にあらわれる
 
  ああその遠くからしずかに来るものを信じよう
  みんなで一心につつましく心をあつめて信じよう
  みんなで希望をとりもどして涙をぬぐって働こう
  今年のはじめのこの苦しい日を
  今年の終りのもっと良い日に置き代えよう

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